クロマツプロジェクトモデルガーデン

庭をつくるほど、湘南にクロマツの風景が未来へ1mmづつ残っていき
庭をつくるほど、放置二次林が美しい山へと1mmづつ戻っていき
庭をつくるほど、洪水の被害が1mmづつ少なくなっていく
そんな今までにないコンセプトの庭のモデルガーデンをつくりました!!!

クロマツプロジェクトモデルガーデン VOL.8

このモデルガーデンには2つの特徴があります!

1つはクロマツの風景を未来へ紡いでいく事

もう1つは、放置二次林を少しづつ美しい山へ戻していく事です!

山には戦後に植えられたスギ、ヒノキがたくさん植えられています。

これらは戦後焼け野原となった日本の住宅をつくるために植えられたものです。

しかし、海外から安価な輸入材が手に入るようになると、高品質だが人件費の高い日本で作られた木材は使われなくなり放置されて行きました。

そんな放置二次林が山には溢れていて、スギ花粉でお困りの皆さんの原因の1つでもあります。

それだけでなく、実は山の環境も破壊しています。

密に植えられることで、葉が茂り太陽の光が地表に届かなくなり、昼間でも暗い環境です。

そこには、低木などの植物は育つことができず、露出した土が雨で流されて大地がすごく弱くなっています。

大雨が降ると土砂崩れが起こります。これは自然災害ではなく人災です。

そんな放置二次林を間伐し、足元に光が入り低木が育つ環境をつくります。

その間伐した材料を丸太にして庭に使います!!

製材してウッドデッキにするとコストがかかったり、エネルギーを使ってしまうので、木材そのままの良さをデザインします。

山で木を倒し、小さくカットして丸太にするのも大変!!

それを、庭のデッキに使っていきます!!!!

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